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佐久市入沢地区
災害関連死を含め23人が犠牲となった台風19号災害からきょう10月12日で2年。2人が亡くなった長野県佐久市では、市役所で黙とうが捧げられ防災への思いを新たにしました。
台風19号で2人が亡くなった佐久市。市役所では正午に職員らが犠牲者に黙とうを捧げました。
佐久市・柳田清二市長:
「災害が起きる前に避難することを呼びかけられる仕組みをつくっていきたい」
被害の大きかった入沢地区。千曲川の支流・谷川が氾濫し、護岸や川沿いの道路が崩れるなどの被害が出て、住民1人が犠牲となりました。
あれから2年…
(記者リポート)
「氾濫した谷川の上流の方なんですが、復旧工事がかなり進んでいるのが分かります」
県は2023年度の完成を目指し川幅を2~3メートルほど広げて、川底も2メートルほど深くする計画です。
工事に伴い11世帯が立ち退く必要がありますが、移転が進まずほぼ手つかずの場所も残っています。
住民:
「早く直してもらいたい」
「あんなことのないようにさ…そのために今やってるんだろうけど」
立ち退きを迫られている70代の男性。地区の中で移転先を探しましたが条件が合わず、来年の春、別の地区へ引っ越す予定です。
移転予定:
「地区の安全安心を考えると、やむを得ないかなと…。気持ちが晴れることがないですね、なかなかね…」
台風19号災害では千曲川流域を中心に河川の氾濫が相次ぎ、県内で災害関連死も含め23人が死亡。住宅被害は8345棟にのぼりました。
今も仮設住宅などで避難生活を余儀なくされている被災者は、394世帯にのぼっています。
生まれ育った故郷を離れざるを得ない人もいて、生活再建とともに地域のコミュニティーの維持も課題となっています
長野放送[/MARKOVE]