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佐久穂町大日向地区
台風19号では千曲川流域を中心に河川の氾濫や護岸の崩落などが相次ぎました。あれから2年、長野県東信地域の被災地の今を取材しました。
佐久穂町大日向地区。リフォームが終わった自宅を眺めるのは由井勝之さん(75)です。
由井勝之さん:
「気持ちで生きてくしかないから…少しでも気分よく、後を過ごしたい」
2年前、千曲川の支流・抜井川が氾濫。大日向地区は浸水や土砂崩れなど大きな被害が出ました。
由井さんの自宅も半壊。集落の住民や友人の助けも借りながら片付けを進め、去年の年末、リフォームが終わりました。
由井勝之さん:
「(リフォームが終わり)息子たちはもちろん、孫たちも喜んでくれて、今は気持ちが楽になりました」
ただ、由井さんの隣で暮らしていた93歳の女性は再建を断念。町の中心部に住む長男のもとへ移りました。地域のコミュニティーの維持が課題となっています。
由井さんの趣味は30年以上前に始めたそば打ち。今後、そばを振舞うイベントなどを開き、住民が集まる場所を増やしたいと考えています。
由井勝之さん:
「誰かが声かけてくれなきゃ、落ち込んでしまうというか、そうなってしまいますよね…。人間同士の付き合いが大事だと思うけどね」
長野放送[/MARKOVE]