長野放送
長野県松本市で開催中のクラシックの祭典・OMF「セイジ・オザワ松本フェスティバル」。8月31日、開催30周年を記念した出前コンサートが松本城で開かれ、聴衆を魅了しました。
夜の松本城に響く美しい音色。OMF「セイジ・オザワ松本フェスティバル」の30周年を記念した出前コンサートです。
サイトウ・キネン・オーケストラの金管奏者ら12人のブラス・アンサンブルが国宝の天守の月見櫓から演奏しました。
この日のために作曲されたファンファーレは31日が世界初演です。県歌「信濃の国」をモチーフにした部分も…。
31日夜は入場無料で、およそ400人が夜の城の風情とトップレベルの演奏を堪能しました。
長野市から:
「『信濃の国』の音が入っているって言っていたからファンファーレ聞けて記念になった」
松本市内:
「普段では味わえない、違った印象だったので、ものすごく思い出になりました」
演奏はおよそ20分間。月が見守る中、披露された特別な時間は多くの人の心に残ったようです。
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