スタンプラリーとフォトキャンペーンの参加を呼び掛けるチラシ
諏訪観光協会は、長野県諏訪市の諏訪湖で今月始まった「諏訪湖オータム花火」に合わせ、花火に集まる人たちにまち歩きやドライブ、飲食や宿泊を楽しんでもらう企画を展開している。JAF長野支部との共同企画「諏訪ドライブ&まちあるきスタンプラリー」と、写真共有アプリ「インスタグラム」を通じて諏訪市の魅力を発信してもらうフォトキャンペーンの2本柱。参加者にはそれぞれ抽選で諏訪の特産品をプレゼントする。
オータム花火(同協会など主催)は、湖畔公園前の湖上で土日を中心に12日間、各日午後6時から約500発の花火を打ち上げる。全国新作花火競技大会(今年は中止)の参加煙火店24社から花火の提供を受け、小口煙火(諏訪市)が初島と台船から打ち上げている。日程は1、2日と8、9日、13~16日、22、23日、29、30日。
スタンプラリーは12月26日まで。参加施設は諏訪市観光案内所、れすとらん割烹いずみ屋、高島城、片倉館、諏訪湖観光汽船、くらすわ、諏訪湖間欠泉センター、PLUMSHOP諏訪店、市博物館、宮町通り社乃風和里の10施設。各施設にある二次元コードをスマートフォンで読み込むと「非接触」(同協会)で取得できる。
スタンプ3個で諏訪グッズを10人、スタンプ5個で諏訪の菓子詰め合わせを7人、7個以上で諏訪の特産品詰め合わせを5人にプレゼントする。応募締め切りは12月31日。当選者には来年1月に景品を発送する。
フォトキャンペーンは12月26日まで「私のとっておきの諏訪市」をテーマに行う。同協会の公式アカウントをフォローした上で、市内で撮影した写真に指定のハッシュタグ(検索用の目印)を付けて、インスタグラムに投稿してもらう。抽選で20人に諏訪の特産品を贈る計画だ。
観光協会は「オータム花火に訪れる人が増えている。花火だけではなく、日中のまち歩きから花火、夜は夕食や宿泊へとつながる流れを作りたい」と話す。市は新型コロナ終息と県内経済復興祈念、湖畔のイルミネーション点灯式に合わせ、8月の大雨災害で中止した花火を11月3日と20日にそれぞれ500発打ち上げる計画だ。
■旧東バル跡地駐車場を開放
諏訪観光協会は8日から、諏訪湖オータム花火の打ち上げ日の午後5時から同7時まで、旧東洋バルヴ跡地駐車場を開放する。花火観賞者には旧東バル跡地と間欠泉センター駐車場、市営駅前駐車場(3時間無料)の利用を呼び掛けていて、絶対に路上駐車をしないよう求めている。
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