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長野放送
台風19号災害から間もなく2年。千曲川の堤防が決壊した長野市の長沼地区では7日、地元の中学生が住民とともに清掃活動などを行いました。生徒たちも復旧・復興を支えています。
窓や床などを念入りに清掃しているのは、長野市立東北中学校の生徒たち。
生徒:
「台風で水がきて大変だったと学んだ」
ここは長野市長沼地区にある「津野公会堂」です。
2019年10月の台風19号による大雨で千曲川の堤防が決壊。長沼は広い範囲で浸水被害が出ました。
あれから間もなく2年。住宅の再建が進む一方、空き地も目立つようになりました。被災地に近い東北中学校ではこの2年間、長沼地区の被害を学ぶとともに、復旧・復興の支援も行っています。
7日は全校生徒が8班に分かれて住民のお手伝い。1つの班は、交流拠点となってきた公会堂を地元住民とともにきれいにしました。
生徒:
「被災した人たちは悲しい思いをしていると思うので、少しでもなくせるように」
「自分も協力していきたいなと」
住民:
「気持ちよくやってもらっているのでありがたい。私たちにとっても刺激になるし、子どもたちにも勉強になってもらえたら」
一方、決壊した堤防近くの畑では、別の班がこの夏に咲いたヒマワリの茎などを片付けました。
かつてはリンゴ畑が広がっていましたが、災害後は畑を手放す農家も多く、更地が増えました。
そこで、今年、住民と生徒たちが協力してヒマワリ畑にしました。
生徒:
「笑顔になれるように、ヒマワリにはそういう意味もあるらしいので」
「大変だったので(地域が)ヒマワリで元気になればいいと思った」
ただ、8月の大雨で川が増水し、多くが浸水してしまいました。
それでも、住民と生徒が協力し、来年以降も花を咲かせる予定です。
長沼地区の住民・塚田史郎さん:
「学年が変わっても伝統みたいに受け継がれていければいいなと。心を燃やして頑張りたい」
被災からまもなく2年。長沼の復興を中学生たちも支えています。
長野放送[/MARKOVE]