長野放送
戦禍に苦しむウクライナの人々を支援しようと、長野県箕輪町の企業が車いすの補助器具を現地に送りました。
箕輪町の企業が開発した「JINRIKI」。
東日本大震災をきっかけに作られ、車いすに取り付けて人力車のように引くと急な坂道やガレキの道なども移動ができます。
開発した企業が2022年、ポーランドの避難所を訪れ、約200台を届けました。
現地では高齢者や障害者の多くが避難できず、取り残されているということです。
ジンリキ・中村正善社長:
「とにかく何百台、何千台ほしいと話がどんどん広がっていった。(JINRIKIで)戦争から逃げる人たちを助ける」
8日は340台を追加で発送しました。支援団体などを通じ、ウクライナ国内に届けられます。
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