信州サーモンの刺身 資料
輸入サーモンの高騰や、アメリカのバイデン大統領の夕食メニューに取り入れられたことで注目を集める「信州サーモン」。3日から稚魚の出荷が始まりました。
信州サーモンの稚魚は、安曇野市の県水産試験場で去年11月にふ化し、体長6センチから7センチほどまで順調に大きく育ちました。3日から出荷が始まり、養殖業者のトラックに積み込まれました。
2、3年かけて業者が50~60センチまで成長させ、県内外の飲食店などで提供されます。信州サーモンは県が開発し、出荷は今年で19年目。
ウクライナ侵攻などの影響でノルウェー産の輸入サーモンが高騰。代替品として今、注目を集めています。
さらに、先月来日したアメリカのバイデン大統領と岸田総理の夕食会でもメニューに取り入れられ、関係者は期待を寄せています。
県水産試験場・川之辺素一増殖部長:
「こういった機会にいろいろな方に食べていただいて、信州サーモンはおいしいなと思っていただいて、使う量が(増えて)続いていってくれれば」
県水産試験場では来月までに、長野県内のおよそ30業者にコロナ前と同じ40万匹を出荷する予定です。
長野放送[/MARKOVE]