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考えられる感染経路 長野県の新型コロナ発生状況（8月23日～8月29日）
長野県は30日、直近1週間（8月23日～29日）の新型コロナウイルス感染者の発生状況や感染事例について発表しました。
直近1週間の感染者は前週の880人から大幅に減少し641人です。
年代別では多い順に20代146人、40代124人、30代97人、50代87人、10代80人、10歳未満47人、60代30人、80歳以上19人、70代11人となっています。
考えられる感染経路は同居者間194人（34.8％）、不明191人（34.3％）、同居外99人（17.8％）、県外54人（9.7％）、飲食関連19人（3.4％）、調整中84人です。（※割合 調整中を母数から除く）
最近の感染事例として、県は主に5つあげています。
【県外】
・県外の実家に帰省
・帰省中に友人、知人と飲食店で会食やバーベキューなどをした
・県内に戻ったあとに、体調不良となり感染が判明
【同居家族・別居親族内で感染】
・お盆、夏休み中、親族など複数名で集まり会食をし、同席した複数名が感染
【友人・知人間で感染】
・知人と一緒にスポーツ・レジャーに行った（ゴルフ、バレーボール、バスケットボール、ボーリングなど）。運動中はマスクを外していることから、休憩中や移動時などにもマスクなしで会話することがあった
・スポーツ後、一緒に飲食した
【職場内で感染】
・ミーティングルームや事務所などで換気が不十分だった
・喫煙所を一緒に利用することが多かった
【子どもの感染（学校など）】
・部活で県外へ遠征した際、移動のバス、寝食を共にしていた生徒などが複数感染
県は30日、感染拡大を食い止めるため、9月3日から12日を「命と暮らしを救う集中対策期間」に設定すると発表しました。こうした感染事例を踏まえ、「人と会う機会を普段の半分以下に」、「茶飲み話や普段会わない人との会食をしない」、「県境をまたいだ旅行、帰省、出張などは取りやめる」など協力を呼びかけます。
また、期間中は、県が管理する公共施設の休止やイベントの中止・延期の要請強化などの対策をとります。
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