長野放送
コロナ禍で黙食が続く給食の時間を楽しんでもらおうと、イラストが描かれたコロッケが長野市の小学校に登場しました。イラストは児童たちが描いたポスターです。
「いただきます」
篠ノ井西小学校の給食の時間。25日のメインはコロッケです。
児童:
「おいしかった。中身がふわふわしていた」
ただ、このコロッケ、表面に人の顔や「笑顔であいさつ」の文字が描かれています。
一体これは…?
(記者リポート)
「子どもたちがおいしそうに食べていたコロッケ、実は街にあるこのポスターが印刷されていました」
こちらは篠ノ井地区に貼られているあいさつを呼び掛けるポスター。毎年地区の児童がポスターを描いていて、今年は篠ノ井西小の児童が担当しています。
コロナ禍で黙食が続く中、給食を楽しんでほしいと市の第二学校給食センターがポスターを描いたコロッケの提供を企画しました。
春巻きの皮に絵をプリントし色は食用インクでつけています。
第二学校給食センター:
「皆さんおいしく食べてくださいねー」
25日はポスターを描いた篠ノ井西小など14の小学校で提供されました。
自分たちが描いた「ポスターコロッケ」の味は…
児童:
「サクサクして甘かった。大きく丁寧な声であいさつしようと思った」
「かわいい、楽しい気持ち」
給食センターでは各学校のリクエストにも答えていて、イラストが描かれたコロッケは来月、再来月にも登場するということです。
長野放送[/MARKOVE]