3人が死亡した土石流現場に綴られた文章(長野県岡谷市・17日)
長野県内はあす18日にかけて再び警報級の大雨となる可能性が高く、土砂災害に警戒が必要です。
15日に土石流で親子3人が死亡した岡谷市も17日朝から雨となりました。
土石流で親子3人が死亡した岡谷市川岸の住宅では、供えられた花に沈痛な思いが綴られていました。
「助けられなくてごめんね」
周辺では雨を気にしながら土砂を片付ける作業が進んでいました。
土砂の片付けに当たる人:
「二次災害が起きると(被害が)また重なってしまう。どんどんやっちゃわないといけない」
(記者リポート):
「国交省の専門家らが土石流の現場に調査に入ります。」
午前10時過ぎには国土交通省などが現地調査に入りました。
土石流の発生地点まで登り、原因究明に当たります。
長野地方気象台によりますと、県内はあす17日にかけて南部を中心に雷を伴った激しい雨の降る所があり、警報級の大雨となる可能性が高いということです。
現在、県内の広い地域に大雨警報が出ています。
記録的な大雨で地盤の緩んでいるところがあり、少ない雨でも土砂災害などが発生する恐れがあるため、注意・警戒して下さい。
長野放送[/MARKOVE]