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60年以上の歴史『花見小屋』 公園再整備で来年以降の営業は不透明… “代替地”で継続を検討(NBS長野放送) – 長野県地域ニュース

60年以上の歴史『花見小屋』 公園再整備で来年以降の営業は不透明… “代替地”で継続を検討(NBS長野放送)

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「花見小屋」(長野市)※過去の映像より
長野市の春の風物詩「花見小屋」は、コロナの影響で3年連続で営業しない見通しとなりました。また、市の公園再整備の影響で来年以降も営業できるか分からない状況でしたが、市は「代替地」を見つけ継続させることにしています。

長野市の桜の名所・城山公園。風物詩となってきたのが「花見小屋」です。60年以上の歴史があり市民から愛されてきました。

しかし、新型コロナの影響で、花見小屋3軒は全て営業しない見通しとなりました。これで3年連続です。

花見茶屋 鶴亀・斉藤幸代店主:
「『今年こそは』という気持ちでいたのですが、やはり感染状況で断念せざるを得なかった。苦しい思いでおりました」

さらに、来年以降、花見小屋の存続自体が危ぶまれる事態も起きました。

(リポート)
「花見小屋といえば例年、この辺り一帯にプレハブ小屋として建てられていましたが、実は来シーズン以降、この土地の貸し出しが不透明な状況になっています」

長野市は現在、城山公園の再整備を進めています。2軒の花見小屋があった場所は、公園の北側にあった県神社庁が移転する計画です。

このため市は先月、「今後、場所を提供できない」という趣旨の通知を出しました。

およそ30年、花見小屋を営業してきた斉藤さんは市の一方的な通知に憤りました。

花見茶屋 鶴亀・斉藤幸代店主:
「ただただ本当に驚いてどうしようというか、代替地の検討とか、長く続いた長野の文化であり、風物詩でもあることも考慮してもらっていたのか」

全国的にも珍しい「花見小屋」。1990年代の最盛期には18軒あった花見小屋は後継者不足などもあり、現在は3軒に減りました。

長野市の文化をなくしてはいけない。市民からの声もあり斉藤さんは「継続できるようにしてほしい」と市に申し入れました。

長野市の担当者は…

長野市公園緑地課・平沢智課長:
「事前の説明を市の方はやっていなかったので、その辺は急なお話で申し訳なかったとおわびさせていただきました。今まで(店を)出されていた近くで、場所をお互い確認しながら進めていこうと、来年度以降、花見小屋が出せるよう調整をしているところ」

花見茶屋 鶴亀・斉藤幸代店主:
「本当に希望を持って存続できると受け止めています。土地が許すなら、もう少し軒数を増やしてにぎやかにできたら」

長野市の春の風物詩「花見小屋」。斉藤さんは場所は変わっても、来年はコロナが収束し営業できればと願っています。

長野放送[/MARKOVE]

[紹介元] NBS長野放送 – Yahoo!ニュース 60年以上の歴史『花見小屋』 公園再整備で来年以降の営業は不透明… “代替地”で継続を検討(NBS長野放送)

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