2019年4月に茅野市で開かれたラリーチャレンジの様子。3年ぶりとなる来年の大会を4月17日に計画している
初心者向けラリー競技会「トヨタ・ガズー・レーシングラリーチャレンジ2022」の第2戦「八ケ岳茅野」大会が来年4月17日、長野県茅野市運動公園を主会場に開かれる。20、21年の大会は新型コロナウイルスの影響で中止しており、3年ぶりの開催。感染症対策を徹底しながら、市内3コースでのラリー競技や、体験・物販イベントなどを行う予定だ。実行委員会を構成する茅野商工会議所が22日に発表した。
計画案によると、参加者の車が1分おきに出発するセレモニアルスタートは市営球場バックネット裏の駐車場で行う。ラリー競技のスペシャルステージは運動公園陸上競技場周辺1コースと蓼科方面2コースの計3コースで計6レースを実施する。「働く車」の乗車体験や車関連展示、物販・飲食コーナーも開設。蓼科方面コースへの公道沿いには旗を振って応援する場所を設ける。1月以降、実行委の会合を開き、詳細を詰める。
県の指針に沿った感染症対策を講じる。入場時のマスク着用や検温、手指消毒を徹底。会場内での食事は飲食エリアに限定する。
来年の大会も茅野市、茅野商議所、ちの観光まちづくり推進機構の3者で構成する実行委が主催し、大会長は今井敦市長が務める。
トヨタ自動車ゆかりの聖光寺がある茅野市では18、19年の4月にラリチャレを開催。各地から約90台が参加し、両大会ともに来場者数は2万3000人に上った。茅野商議所の守屋正光専務理事は「感染症対策を最優先しながら茅野市をPRし、観光にも結び付けられれば」と話した。
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