男が立てこもっていたとみられる建物
きのう、長野県中野市で起きた立てこもり事件は発生から12時間後の午前4時半過ぎに警察が男の身柄を確保しました。また、現場付近で倒れていた高齢の女性を発見、午前4時54分に死亡が確認されました。これで亡くなったのは4人になりました。
身柄を確保された男は青木正道中野市議会議長の長男です。
警察によりますと、午前4時半過ぎに男が家から出て歩いてきて警察が身柄を確保したということです。
男はきのう午後4時半ころ中野市江部で女性をナイフで刺し、通報を受けて駆け付けた警察官に発砲した後、近くの家に立てこもっていました。
近くに住む村上幸枝さん(66)と中野警察署の玉井良樹警部補(46)、池内卓夫巡査部長(61)は搬送先の病院で死亡が確認されました。また、現場付近で倒れていた高齢の女性を発見、午前4時54分に死亡が確認されました。
立てこもったのは中野市の市議会議長の家で、男は議長の長男です。
夜になって男の母親と親戚の女性が相次いで脱出し、家には男1人だったと見られます。
現場には警視庁などから立てこもり犯に対応する特殊部隊も派遣されていました。
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