上諏訪駅で涼やかな音色を響かせる風鈴
長野県諏訪市のJR上諏訪駅改札口に14日、約300個のガラスの風鈴が飾られた。市内の観光施設「SUWAガラスの里」の協力で20年以上続く夏の風物詩。風に揺られて澄んだ音色を響かせ、連日の暑さに一服の涼を運んでいる。
天井からつるした縦約2メートル、横約4メートルの竹格子に、駅職員とガラスの里のスタッフが次々と飾った。風鈴は、夏を連想させる金魚やヒマワリ、アサガオの絵柄に加え、ツタなどの植物をデザインしたアールヌーボー調の作家作品もあり、駅利用者の目と耳を楽しませている。
コロナ禍で3度目となる夏を迎え、小林貞光駅長は「徐々に客足が戻りつつある。涼しい音色で出迎え、爽やかな信州を印象付けたい」と話した。9月11日まで飾る。
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