兄弟プロレスラー 左・兄の青柳優馬選手(27) 右・弟の亮生選手(23)
人気・実力ともにトップクラスに成長した兄弟プロレスラーが凱旋、5月14日、地元・長野県松本市で開かれた大会に出場した。声を出しての応援も解禁される中、久しぶりの「兄弟対決」で盛り上げた。
■兄弟に大きな声援
全日本プロレス 松本大会
迫力のぶつかり合い。14日に開かれた全日本プロレスの松本大会。会場には600人以上が詰めかけた。
新型コロナの規制が緩和され、松本では4年ぶりに「声出し応援」が解禁された。
兄・青柳優馬選手(27)
その中、ひときわ大きな声援が飛んでいたのが、青柳優馬選手(27)と弟の亮生選手(23)。
弟の亮生選手(23)
2人は地元出身の「兄弟プロレスラー」。
直接対決で会場を沸かせた。
■レスラーは子どもの頃からの夢
青柳家は5人きょうだい
青柳家は5人きょうだい。
優馬選手は長男、亮生選手は次男だ。
幼少期の兄弟
プロレスファンの父の影響もあって、2人にとってレスラーになるのは子どもの頃からの夢だった。
兄・優馬選手のデビュー当時(提供・全日本プロレス)
青柳優馬選手(2021年6月):
「父親と弟とよくプロレスの会場に見に行っていた。プロレスラーってかっこいいな、僕もなってみたいなと思って」
サッカー少年だった兄・優馬選手は高校卒業後の2014年に入門。
練習に励んで体をつくり、タッグチャンピオンにも輝いた。
弟・亮生選手のデビュー当時(提供・全日本プロレス)
後を追うように入門した弟・亮生選手も2019年にデビュー。
「業界」でも珍しい兄弟レスラーとして活躍し、今では2人そろって人気・実力ともにトップクラスに成長した。
青柳優馬選手(2021年6月)
「プロレスで長野を盛り上げられるような、そういった選手になりたいと思います」
■兄弟対決に両親は
多くのファンが詰めかけ声援を送る
さらに成長した2人。その対決を楽しみに、14日は多くのファンが詰めかけ、声援を送った。
一騎打ちは約4年ぶり。2人とも気合十分だ。
弟・青柳亮生選手
弟・青柳亮生選手:
「兄の背中を追いかけてプロレス界に入ったので、今の自分がどこまでできるか、お見せできたら。地元の応援が一番力になるので、受け取って、逆に僕からも皆さんに力を与えられたら」
兄・青柳優馬選手
兄・青柳優馬選手:
「兄として、弟をひねりつぶしてやろうかなと。きょう(14日)母の日じゃないですか。母の日に地元で兄弟げんかってどういう心境で家族見るのかなって」
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