資料 長野労働基準監督署
長野県川上村で野菜の加工・販売を行う農業法人とその社長が中国人技能実習生4人に賃金を払わなかった疑いで小諸労働基準監督署から長野地方検察庁佐久支部に書類送検されました。
最低賃金法違反の疑いで書類を送られたのは川上村の金中産業と社長です。
金中産業は、中国人の技能実習生4人に対し、2022年9月から11月分の賃金・総額210万円を支払わなかった疑いが持たれています。
小諸労働基準監督署によりますと、実習生からの相談で不払いが発覚しました。
野菜の生産管理がうまく行かなかったことが背景にあると見られていて、会社を指導した後も賃金が支払われなかったため送検に踏み切ったということです。
長野労働局長と監督署長は5月11日、川上村役場を訪ね、由井明彦村長に外国人労働者への適切な対応を要請しました。
監督署によると村長は「村としてしっかり取り組みます」と答えたということです。
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