「初夏の呑みあるき」開催をPRする山浦邦夫実行委員長
伊那街道呑みあるき実行委員会は、6月3日に長野県伊那市の中心市街地で開く第25回「信州伊那街道 初夏の呑みあるき」の道中手形(前売り券)の販売を始めた。4年ぶりの開催とあって待ちわびたファンが多く、好調な売れ行きという。実行委は「売り切れ必至」と早めの購入を呼び掛けている。
さまざまな特色を持った伊那谷の酒を楽しめるイベント。商店街活性化を目的に2008年に始め、初夏と秋の年2回開いていたが、新型コロナウイルスの影響で19年秋を最後に中断していた。
今回は6月3日午後4時から、伊那市荒井のセントラルパークといなっせ北側広場で開催(雨天決行)。伊那谷の酒造会社13社が勢ぞろいし、日本酒やワイン、地ビール、ウイスキーなどを提供する。新しい試みとして、伊那谷の食文化にちなんだ屋台が出店。ローメンやおたぐり、馬刺しなどが味わえる。いなっせ北側広場に面した市道は歩行者天国にする。
実行委員長でさかや正藤店主の山浦邦夫さん(79)は「お客さんから『今年はやるら?』と何度も尋ねられ期待の大きさを知った。伊那谷のうまい酒を楽しく存分に味わってほしい」と話している。
試飲ができる道中手形は6枚つづり2セットで前売り1500円(6月2日まで販売)、当日2000円。特製おちょこ付き。問い合わせはさかや正藤(電話0265・72・2521)へ。
前売り券の発売所は次の通り。
▽西町地区=春日酒造▽荒井地区=宮島酒店、さかや正藤▽坂下地区=此君酒店、河野酒店▽山寺地区=にんべん酒店、川井酒店▽他地区=いたや酒店、西村酒店、グリーンファーム、参加蔵元。
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