長野放送
週末の大雨の影響です。長野市の千曲川では川の中に重機が取り残された状況が続いています。現在も水の量が多く、引き上げ作業ができないということです。
(記者リポート)
「千曲川の落合橋から下流に1kmほどの場所ですが、雨の影響からか重機が手前に1台、川の対岸側に1台、取り残されています」
濁った川の中に沈む重機。中洲には土砂をかぶった重機も放置されています。
ここは長野市の千曲川。落合橋から下流に1kmほどの場所です。
千曲川河川事務所によりますと、この場所ではコンクリートをつくるため重機で砂利を集める作業が行われていたということです。
県内は週末、大雨となりました。8日正午までの48時間雨量は御嶽山や長野で5月の観測史上最大を観測。各地で被害が出ました。
大雨の前に重機を川から引き上げていなかったため、2台が取り残されたとみられます。
千曲川河川事務所は重機が流されたりすると、下流で被害が発生する恐れもあるため、重機を使用していた組合と連絡を取り、水量が減ったら早急に引き上げるとしています。
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