木曽町・原久仁男町長
新型コロナウイルスです。長野県木曽町役場で本庁職員の2割以上にあたる29人が感染したことが分かりました。一部は歓迎会で広がったとみられ、町は改めて感染対策を徹底するとしています。
木曽町・原久仁男町長:
「工夫しながら(対策を)やってはきたが、まさかこんな事態にっていう…」
町長が話した、まさかの事態…。
木曽町役場
木曽町によりますと、本庁舎に勤務する職員29人が新型コロナに感染。2人が濃厚接触者として自宅で療養・待機しています。
本庁職員130人の2割以上に当たり、乳幼児健診の日程が延期されるなど一部で影響は出ていますが、窓口業務に支障はないということです。
木曽町役場
感染した職員は複数の課にまたがり、4月13日に行った歓迎会で広がったり、役場内で感染したりしたケースもあるとみられています。
業務でのマスク着用や、感染防止のパネル、定期的な消毒といった対策は続けていたということですが…。
木曽町役場
木曽町・原久仁男町長:
「マスクの緩和や連休明けには(感染症法上の)ランク付けが変わることもあって、気持ちが緩んできた部分は正直なところあるのかな。危機管理、意識をもって、万一感染者が出たとき、どうカバーできるか、そういう危機意識だけは絶えず持ち続けなければ」
会食などの制限はありませんが県も「体調が悪い場合は参加しない」など対策が必要としています。
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