工事始まる(青木島遊園地 長野市)
「子どもの声がうるさい」など一部住民の苦情をきっかけに廃止が決まった長野市の青木島遊園地で地権者に土地を返すため更地に戻す工事が17日朝、始まりました。
17日午前8時半すぎ、長野市の青木島遊園地で原状回復工事が始まりました。
遊園地を巡っては、一部住民からの騒音への苦情がきっかけに市が一度廃止を決定。しかし、異論が相次ぎ、住民説明会を開いたあと、荻原健司市長が存廃を再検討しましたが、土地が借地で地権者が後利用の計画を進めていることから改めて廃止が決まり、17日朝から更地にする工事が始まりました。
反対する住民と市の職員が言い合う場面も
反対する住民と市の職員が言い合う場面もありました。
廃止に反対する住民:
「地主のせいにして、長野市の理不尽さが今回、とことん分かりました」
地元住民:
「なくなるのはさみしいんですけどね…。子どもの遊べる所だけちゃんと確保してもらえれば」
公園廃止に反対を続けてきた小泉一真市議もプラカードを持ち抗議活動を行いました。
17日は公園内の木の伐採などが行われ、4月28日までに工事が完了する予定だということです。
[/MARKOVE]