会見する阿部守一知事(右)9日
新型コロナウイルスです。9日の長野県内の新規感染者は32人で、6日連続で50人を下回りました。減少傾向を受け、県は「集中対策期間」を予定通り今月12日に終了すると発表しました。「医療非常事態宣言」も予定を前倒しして解除します。
9日の県内の新規感染者は32人で、6日連続で50人を下回り、病床使用率も8日夜時点で28.2%と前日からおよそ2ポイント下がりました。
減少傾向を受け、阿部守一知事は「第5波」を抑え込むためにイベントの中止や延期、公共施設の休止などに取り組んでいる「命と暮らしを救う集中対策期間」について、予定通り12日で終了すると発表しました。また、20日までとしていた「医療非常事態宣言」も12日で解除し、13日からは「医療警報」とします。
県独自の感染警戒レベルも現在は全県でレベル5「特別警報2」ですが、13日からはレベル4「特別警報1」に引き下げます。
長野県・阿部守一知事
「減少基調にはありますけども、『第5波』が確実に収束するように、感染防止策の再徹底をお願いしたい」
なお、県は医療・検査態勢の強化として、抗体カクテル療法を県内30の病院で行うほか、抗原検査キットを市町村と連携して希望する県民に配布する予定です。
長野放送[/MARKOVE]