長野市・荻原健司市長(4月12日 定例会見)
長野市の「公園問題」です。荻原健司市長は12日の定例会見で4月17日から「青木島遊園地」の原状回復のための工事を始め、4月末で廃止することを明らかにしました。
「子どもの声がうるさい」など一部住民の騒音への苦情をきっかけに廃止が決まった「青木島遊園地」。
青木島遊園地(長野市)
しかし、その後、「一部の声で決めていいのか」、「子どものことを第一に考えてほしい」など住民有志などから存続を求める声もあがりしたが、市は遊園地は借地で「すでに新たな利用が決まり、これ以上借りられなくなった」などとして「廃止」を決めていました。
荻原市長は12日の定例会見で「4月17日から原状回復のための工事を始め、4月末で廃止する」ことを明らかにしました。住民には、回覧でお知らせしたり、子どもたちには学校を通じて周知するとしています。
長野市・荻原健司市長(4月12日 定例会見)
一方、今後の子どもたちの遊び場の確保については、「今月中に各部局の案を出すようにと伝えている。あらためて精査した上で市の案を出す。なるべく早い段階で全体を見せられるようにしたい」などと述べました。
また、荻原市長は廃止に至った経緯について、どこに問題があったかなど論点を早急に整理したいとしています。
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