5歳の時に福島いわき市で被災・中沢拓海さん(上田高校2年生)
上田高校2年生・中沢拓海さん:
「『原発で何かあったので帰宅してください』と言われ、帰宅。全員が家にこもる3日間が始まりました」
長野県上田市の福祉施設で震災の体験を語るのは、上田高校2年生の中沢拓海さんです。
東日本大震災では福島第一原発でも事故が発生。当時5歳だった中沢さんは、原発から60キロ離れた福島いわき市で被災。
その後、家族5人で父親の実家がある上田市に避難しました。12年たった今も避難を続けています。
中沢さんは当時の状況などを語り、被災直後や避では「水」の確保が一番大事などと語りました。
上田高校2年生・中沢拓海さん:
「地震が起きると絶対にライフラインが分断される。近くの公民館や避難所に行って話を聞く、それだけはしてほしい」
また、福祉施設では利用者と職員らが参加し避難訓練も行いました。
いつ起こるかわからない災害。震災の教訓を忘れず備えることが重要です。
長野放送[/MARKOVE]