長野放送
ロシアのウクライナ侵攻が始まって24日で1年。長野県松本市の寺で平和を祈る法要が営まれました。住職は2022年、隣国で避難民支援に当たっていて現状を伝える写真も展示し、支援も呼びかけました。
侵攻開始から2月24日で1年。双方に多くの死傷者を出しながら、終わりが見えない戦いが続いています。
瑞松寺で営まれた法要。住職の茅野俊幸さんと市民が犠牲者を悼み平和を祈りました。
瑞松寺・茅野俊幸住職:
「毎日、この本堂で、一日も早く戦争が終わることを祈ってきたのですが、1年以上、戦争が続くとは、誰もが想像していなかったと思います」
茅野さんは難民支援の団体に所属していて、2022年、ウクライナの隣国・ポーランドとモルドバを訪問。避難民の支援にあたりました。
寺では現地の子どもたちの写真などを展示、義援金も受け付けています。
訪れた人:
「避難して生きている子どもたちがいて、そういうことを思うと一刻も早く終結してほしい」
「終わりのない戦いになってしまったのかなって。少しでも気持ちを寄せて暮らしていくことが大切なんだろうなと思って、寄付させていただきました」
茅野さんは現地で配ったタブレットを活用した子どもたちへの教育支援などを計画しています。
瑞松寺・茅野俊幸住職:
「祈りを行動にしていく、子どもたちや女性、社会的弱者に対して支援の先をのばしていけたら」
写真展は2月28日まで開かれています。
(午前9時から午後3時まで)
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