昨年の高遠城址公園さくら祭り。感染対策で行動制限のある中、大勢の観桜客でにぎわった
長野県伊那市高遠町の観桜イベント「高遠城址公園さくら祭り」の対策会議は22日、今春の祭りについて新型コロナウイルス感染予防の制限を緩和し、ほぼコロナ禍以前の形で開催する方針を決めた。マスク着用の推奨をはじめ感染対策は継続するものの、園内での飲食を自由化するなど、訪れる人たちが過ごしやすい環境で出迎える。安全祈願祭と公園開き式は3月25日に行い、桜の開花後に開幕とする。
会議では、コロナ禍でも日常生活への回帰が進みつつある現状を踏まえ、制限を緩めることで観光客数の回復や地域のにぎわい創出を目指す方針が示された。有料入園者数は12万人を目標とする。昨年は9万850人だった。
飲食は園内の一部を専用エリアとしていたが、今年は制限しない。感染状況にもよるが、飲酒も可能とする。高遠閣も4年ぶりに休憩所として開設。ただし、館内では利用者に検温を行い、マスク着用を徹底する。
有料入園期間は桜の咲き始め(開花宣言の翌日)~散り終わり。ライトアップは桜の三分咲き~満開の10日間に実施予定で、園内南側でも再開する。歩道などへのプロジェクションマッピングもある。
交通規制は4月1日~23日を予定し、一方通行や車両通行止めの区間を設ける。観桜客を運ぶ有料のシャトルバスは桜の最盛期に9日間ほどの実施を見込む。咲き始め~散り終わりの期間中は、城址公園や周辺施設を巡る「お花見循環バス(有料)」も運行する。
同市の髙嶋利幸商工観光部長は「多くの皆さまに来ていただき、安全対策をしながら、満足して見てもらえるようにしたい」と話した。
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