レストランかまくら村
長野県飯山市の冬の風物詩「レストランかまくら村」。今年は雪が少なく準備に苦労したものの、久しぶりに外国人観光客の姿が戻りました。
【ドローン撮影】空から見る「レストランかまくら村」
■ 夜のかまくら村
レストランかまくら村(長野県飯山市・1月20日)
暗闇に幻想的に浮かぶ真っ白なかまくら。1月20日からオープンした長野県飯山市の「レストランかまくら村」です。
冬の風物詩で23年目のことしは25基のかまくらがずらりと並びます。
■ 熱々の名物「のろし鍋」
のろし鍋
かまくらで楽しめるものと言えば、熱々ののろし鍋。地元の野菜と豚肉をふんだんに使ったみそベースのお鍋です。
のろし鍋を味わう外国人客
リポート:
「みゆきポークをいただきます。うーん、おいしいですね!程よく弾力もあって、お肉の甘み、いいですね。そしてみそベースなので、とてもやさしい味というか、こくもあって深みもあるんですよね。そして何より温まりますね」
ことしは新型コロナの行動制限緩和などで3シーズンぶりに外国人観光客も増え、以前の姿が戻ってきました。
■ 「かまくら応援隊」が準備
1月6日からかまくら作り
かまくら作りが始まったのは1月6日。住民で作る「かまくら応援隊」がバルーンの上に雪をかけ、固めていきます。
かまくらの高さは4メートルほど。今年は雪が少なく、市内各地から雪を運んでの作業です。
今年は雪が少なく、市内各地から雪を運ぶ
かまくら応援隊・荻原源造さん:
「コロナもだいぶ落ち着いて期待はしているんですけど、どれくらい来ていただけるか」
■ 初日から多くの観光客
レストランかまくら村がオープン(1月20日)
迎えた20日の営業開始。待ちわびていた県内外の観光客が訪れ、名物・のろし鍋に舌鼓。
東京から:
「おいしいです」
「すごく久しぶりなので、とてもワクワクしてきのうは寝られませんでした」
「かまくらで食べる鍋は最高です。今までコロナの3年間はステイホームで外に出られなかったので、(感染)対策を十分取りながら観光地に出かけようと思っています」
■ 3年ぶり外国人観光客
3年ぶりに戻った外国人観光客
3年ぶりに戻った外国人観光客。こちらはフィリピンから来た女性2人。予約の3分の1は外国人観光客だそうです。
フィリピンから:
「とてもおいしい。かまくらはとても美しい。ここには初めて来ました。来るのをすごく楽しみにしていました」
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