長野放送
19、20日の2日間行われる長野市の西宮神社の「初えびす」。恒例のお種銭の貸し出しは、感染予防のため「時短」が図られました。
西宮神社の初えびす。列に並んだ人たちが順に受け取ったのは「お種銭」です。恵比寿様の御霊が込められた100円玉・お種銭を1年間借り、ご利益があったら翌年に2倍以上にして返すのが習わしです。
感染予防のため滞在時間を短くしようと、多くの人は事前に配られた年賀状と引き換えに受け取っていました。
いつもは台帳への記入があるため、受け取るのに2時間ほどは列で待たなければなりませんが…。
(記者リポート)
「貸し出しが始まって30分、長蛇の列はすっかりなくなりました」
例年、商売繁盛や家内安全を願う人がほとんどですが、今年も多くの人が新型コロナの収束を願っていました。
訪れた人:
「ここ2年、様子が違うので今、ちょっと増えているのであまり期待はできないが、年末前くらいの感じになったら」
「1年健康で働ければそれでいい。早くコロナが収束してほしい」
お種銭の貸し出しは20日まで。神社は2日間で5000体を用意しています。
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