見学ができるように整備された「大本営海軍部壕」 長野市
終戦直前に旧海軍が長野市内に掘ったとされる地下壕について、住民有志が整備を進め、このほど見学できるようになりました。
長野市安茂里小市にある「大本営海軍部壕」。11日に公開され、住民ら40人が訪れました。
海軍部壕は、終戦直前の「本土決戦」に向け、旧海軍が掘ったとされています。
地元の有志で作る「昭和の安茂里を語り継ぐ会」は、戦争の歴史を学ぶきっかけにしてほしいと、見学できるよう入口の土砂などを取り除いて整備を進めてきました。
今後は事前に予約すれば、見学することができます。
昭和の安茂里を語り継ぐ会・岡村元一共同代表
「平和の尊さというのをしっかりかみしめて、若い人たちに伝えていきたい」
また、近くに資料館も設置され、合わせて見学できるということです。
長野放送[/MARKOVE]