JR信濃境駅のホームに展示されるドラマ「青い鳥」の鳥かご(写真左)と、近くの掲示板に貼り出された「きよすみ駅長」のメッセージ(写真右)
豊川悦司さん主演のテレビドラマ「青い鳥」(1997年放送)で、「清澄駅」として撮影に使われた長野県富士見町境のJR信濃境駅にある掲示板に今月、「きよすみ駅長」からのメッセージが突然掲出され、ちょっとした話題になっている。年明けからBS-TBSで再放送されており、ファンの再来訪や令和の「聖地巡礼」を呼び掛ける内容だ。
同駅には撮影風景の写真が待合室に、「ドラマ青い鳥の清澄駅」と書いたプレートと鳥かごが下りホームに展示されている。鳥かごはドラマの舞台になった際に飾られ、2018年11月の開駅90周年を機に新調。かごの中では町職員が手作りした青い鳥がいまも暮らしている。
鳥かご近くの掲示板に貼ったメッセージの中で、「きよすみ駅長」は、駅ホームにある鳥かごは「電車内から見て知っていた」ものの、ドラマは再放送を見るまで「知りませんでした」と告白。ドラマと出合って”鳥肌”が立つほど感激した様子が文面から伝わり、「特急の止まらない駅ですが、空気と水がおいしいところ。満天の星が見られますよ☆」と結んでいる。
駅利用者の1人は「きよすみ駅長?だれなんだろう、面白いね」と笑顔。メッセージで再放送を知った地域住民もいて「次からは見ないと」と話していた。
[/MARKOVE]