資料 相澤病院
長野県松本市の相澤病院は29日、元職員が退職後に病院のパソコンから患者などの個人情報や医療情報、病院の法人情報などを不正に取得し、漏えいしたことが判明したと明らかにしました。
相澤病院によりますと、2023年1月、通院治療中の患者の申し出により、元職員から他の医療機関での治療を勧誘された事実がわかりました。
相澤病院の会見(3月29日)
関係部署職員への聞き取り調査から、2022年5月9日夜、元職員は後輩職員に対し、業務マニュアルが見たいと言い、業務用フォルダに保存してあったデータをコピーして持ち去ったとみられます。
漏洩したデータには透析治療患者や高気圧酵素療法患者の個人情報、医療情報あわせて3137人分(亡くなった方も含む)が保存されていました。患者の住所、氏名、生年月日や家族の情報などが含まれていたということです。
病院は内閣府の個人情報保護委員会に2月10日に報告、また、松本警察署に事件相談を行い、告訴状を提出しました。
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