長野放送
今シーズン一番の寒気が流れ込んだ影響で、長野県内は北部を中心に24日夜から大雪となり、25日朝も住民が雪かきなどに追われました。雪はピークを過ぎましたが、26日も冷え込みが厳しくなる見込みで、路面や水道管の凍結に注意が必要です。
10年に一度レベルの最強寒波。長野県内も24日から北部を中心に大雪となり、北部全域、松本地域、上田地域に「大雪警報」が発表されました。
集中除雪のため24日午後3時以降、高速道路や国道は相次いで通行止めに。並行する上信越道と国道18号は同時に通行止めとなりました。信濃町を訪れたドライバーは…
小諸市から:
「大変です。(国道)18号で帰ります」
記者:
「18号も止まっている」
小諸市から:
「だめ?終わった…」
帰宅時間帯にはさらに雪が強くなりました。
(記者リポート/長野駅前)
「こちらではすでに道路の凍結も始まっています。横断歩道を歩行者の方はゆっくりと慎重に歩いている様子です」
スリップ事故やスタックも相次ぎました。
(記者リポート/長野市)
「きのうの大雪の影響でしょうか、車がガードレールに接触し雪の中に埋もれています」
一夜明けて、大雪は峠を越え、25日朝までに警報が解除され、高速道路と国道の通行止めも解除されました。
住民:
「きのうは公共交通機関がマヒしてしまったので帰るのが大変だったが、きょうは普通に動いてくれたのでよかった」
25日5時までの24時間に降った雪は小谷66センチ、野沢温泉53センチ、飯山49センチ、長野14センチ。住民は雪かきに追われました。
住民:
「ここのところ雪少なかったんですよ、一気に来たという感じで」
「(雪が)きょうのはちょっと重いかなという感じ。結構降るということなので心配はしてます」
JR飯山線も除雪作業を進め、午後に運転再開しました。
冷え込みも厳しくなっています。24日の最低気温は松本・氷点下9.2度、長野・氷点下9度。日中も気温が上がらず多くの地点で真冬日となりました。
住民:
「(水道の)不凍栓はやってあるけど、凍結しちゃうと水が出なくなったり、いろいろ困る」
26日も厳しい冷え込みが予想され、路面の凍結による交通障害や水道管の凍結などに注意が必要です。
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