巨大な氷柱が連なり、神秘的な情景を生み出している「屏風岩氷瀑」
長野県茅野市蓼科中央高原の横谷峡で、厳冬期の風物詩の「氷瀑群」が現れている。渋川左岸の岩壁には滝や染み出した水が凍ってできた巨大な氷柱が数十メートルにわたって並び、神秘的な情景を生み出している。
近くの横谷温泉旅館によると、今年は雪が少なかった影響で例年に比べて成長が遅いという。2月上旬ごろに最盛期を迎えるとし、「24日からの冷え込みで成長してくれると思う」と期待を込めた。
24日、同旅館から上流に15分ほど歩いた場所にある「屏風岩氷瀑」では、美しい冬の景色を写真に収めようとカメラを構える愛好家の姿が見られた。東京都小金井市から訪れた60代男性は「氷瀑と温泉をセットで楽しめるのがいいですね」と笑顔だった。
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