長野放送
商売繁盛などを願う「初えびす」が長野市の西宮神社で19日から始まりました。続くコロナ禍に物価高。恒例の「お種銭」貸し出しには、市内外から多くの参拝客が訪れました。
19日、長野市の西宮神社にできた長い列。
(リポート)
「皆さんが受け取るのは、きょうから貸し出しが始まった『お種銭』です」
お種銭は、商売の神様「えびす様」の魂が込められた100円玉で、これを元手に商売に励むとご利益があるとされています。何枚でも借りられ、借りた人は次の年に倍以上にして返すのが習わしです。
(リポート)
「新型コロナに物価高、皆さんは何を願うのでしょうか?」
リユース店経営:
「(借りたのは)14枚。会社の役職の方に。市場価格が物価高というのもありますし、私たちの商売に影響してきているところもある。商品一つ一つに対してもよく勉強して、商売につなげていこうと思っています」
飲食店勤務:
「コロナで人がだいぶ減っていたので、また今年いろんな人に(店に)来ていただければ」
役者:
「役者とかパフォーマーをやっているので、そっちの方で成功できるように。(御利益を)得ないとしょうがないという感じ。今、不景気でね…」
「初えびす」は20日まで行われ、「お種銭」は5000枚用意しているということです。
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