石碑に手を合わせる高橋社長(15日午前5時前)
15人が犠牲となった長野県軽井沢町のスキーバス事故から15日で7年。事故現場に運行会社社長が訪れ、改めて謝罪しました。
2016年年1月15日の午前2時前、国道のバイパスを走行中のスキーバスが道路下に転落。大学生など15人が死亡、26人が重軽傷を負いました。
事故発生時刻には同じバスに乗り、同級生を失ったという当時の大学生たちの母親3人が現場へ。一人は「何年経っても胸がしめつけられる」と心境を語りました。
その後午前5時前、業務上過失致死傷の罪に問われ、今年6月に判決の言い渡しが控えるバス運行会社の高橋美作社長が献花に訪れ、改めて関係者に謝罪しました。裁判では「運転手は免許を所持しており、異常な運転は予見できなかった」と無罪を主張。一方、検察は禁固5年を求刑しています。
高橋美作社長:
「(献花では)一人一人のお名前をお呼びし、ご冥福を祈りました」「本当に申し訳ありませんでした」
15日午後、現場では安全を願う遺族の集いが開かれます。
[/MARKOVE]