資料 千曲警察署
28日、長野県千曲市の70代の男性が架空請求の手口で約1700万円をだまし取られる詐欺被害に遭っていたことがわかりました。
被害に遭ったのは千曲市で一人暮らしをしている70代男性です。
警察よりますと、11月下旬頃、男性の携帯電話に「ご利用料金についてお聞きしたい」とメールがあり、記載の連絡先に電話したところ、NTTを名乗る男から「スマートフォンがハッキングされ、悪用されている。他の人に損害が出ている」と言われ、そのあともインターネット関連の協会職員を名乗る男から「サイバー保険に入って損害を賠償してください」と言われました。男性は複数回にわたって、ATM・現金自動預け払い機で指定口座に 合わせて669万円余りを振り込みました。
さらに協会職員を名乗る男から「被害者から2000万円の示談金を要求された」と言われ、男性は複数回にわたって合わせて1000万円を指定口座に振り込みました。
この振り込の際に金融機関の職員から声を掛けられ、男性は被害に気付き、通報したということです。
振り込みに利用した金融機関は複数で、男性はATMも場所を変えていました。
警察は身の覚えのない金の請求応じず、家族や警察に相談するよう呼び掛けています。
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