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長野放送
感染急拡大を受けて長野県は11日、特に感染者が激増している松本市、塩尻市、安曇野市の感染警戒レベルを「5」に引き上げ、「特別警報2」を出しました。
長野県・阿部守一知事：
「これまで大丈夫だったからこれからも大丈夫というのは、デルタ株には通用しない可能性がある」
松本圏域では直近1週間の新規感染者が100人となり、前の週の2.4倍に増えました。このうち73人が松本市です。感染経路不明の人も多く、今後の拡大が懸念されます。
県は、3つの市の酒類を提供する飲食店など2140店に対し、今月14日から24日まで、休業や時短営業を要請する予定です。協力した店の売り上げ規模に応じて協力金を支給します。
阿部知事は、「最近の事例では飲食店での感染拡大は少ないものの、未然に防ぐために時短・休業要請に踏み切った」と説明しました。
長野県・阿部守一知事：
「感染拡大を未然に防ぐという観点から、酒類の提供を行う飲食店の皆さまに対し、営業時間の短縮等の要請を行わせていただきたい」
一方、県が認証している「信州の安心なお店」では、同居の家族、または4人以内での2時間以内の会食に限り、通常の営業もできるとしています。
長野放送[/MARKOVE]
