スノーマシンを稼働させて雪づくりを行っている白樺湖ロイヤルヒル
長野県諏訪地域では本格的に冬の冷え込みが強まり、スキー場は今月中に続々と今季の営業を開始する。各スキー場は人工降雪機(スノーマシン)をフル稼働し、オープンに向けて急ピッチでゲレンデを整備している。
茅野市北山の白樺湖ロイヤルヒルは、気温が氷点下に下がらない日が続いた影響で例年から10日間ほど遅い、1日から作業を始めた。気温が氷点下に下がった際には、作業員4人で昼夜を問わずスノーマシンを稼働。営業が可能な基準となる約40センチの積雪を目指して作業を進めている。
中山隆樹支配人は「11月中に1度も作業できないというのは過去にないほど異例」とし、「天候など先の見えない状況だが、精いっぱい作業するのでオープンを楽しみにしてほしい」と話していた。
諏訪地域のスキー場は、10日に白樺湖ロイヤルヒルと車山高原SKYPARKスキー場、15日に富士見パノラマスキー場、17日にピラタス蓼科スノーリゾートと富士見高原スキー場、23日に蓼科東急スキー場、24日霧ケ峰スキー場がオープンする予定。
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