2022年4月に茅野市で開かれたラリー競技の様子。来年は4年ぶりに完全開催を目指す
初心者向けのラリー大会「トヨタ・ガズー・レーシングラリーチャレンジ2023」の第2ラウンド「八ケ岳茅野」大会は来年4月15、16日、長野県の茅野市運動公園を主会場に開催する。コロナ禍で20、21年は中止し、今年4月は無観客でラリー競技のみを行ったが、23年は体験コーナーや飲食ブースなどが出店して観客を動員する方針。茅野商工会議所が28日、4年ぶりに完全開催すると発表した。
ラリーチャレンジin八ケ岳実行委員会(茅野市、茅野観光まちづくり推進機構、茅野商工会議所)の主催。メインの16日は運動公園野球場前でセレモニーを行い、参加者の車計90台が1分おきに出発するセレモニアルスタートで開幕。陸上競技場周辺と蓼科方面2コースの計3コースをスペシャルステージとし、タイムアタック形式のレースを展開する。
総合体育館周辺には、トヨタの子ども向け体験コーナー「トヨタガズーレーシングパーク」を開設。飲食ブースのほか、パトカーやレッカー車などの「はたらく車」を展示し、乗車体験を行う。
15日は同公園第1駐車場などでトヨタのプロドライバーを招いた運転講習「グッドドライバー・レッスン」を実施。現時点での対象は同商議所会員とし、定員は50人。一般参加者の募集は検討中とした。
同商議所の守屋正光専務理事は「3年間思うように実施できなかったので、感染症対策を講じながらできることをしていきたい」と述べた。
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