松本山雅FCの片山真人さん(後方)に見守られながら試合を想定したドリブルの練習をする小学生たち=箕輪町ながたドーム
長野日報社は3日、J3松本山雅FCのスタッフを講師に招いた「子どもサッカー教室」を長野県箕輪町のながたドームで開いた。上伊那地方の園児から小学6年生まで男女31人が参加。松本山雅元選手の片山真人さん、飯田真輝さんら6人の指導で、サッカーの楽しさを体感した。
教室は園児、小学低学年、同高学年の3グループに分かれて実施。鬼ごっこなどの遊びの要素を取り入れたウオーミングアップで体をほぐした後、パスやドリブルの練習を行った。後半は松本山雅のスタッフとミニゲームで対戦。子どもたちは元選手の足技に振り回されながらも、夢中になってボールを追い掛けた。
最後は片山さんと飯田さんのサインが入った受講証を受け取った。箕輪町箕輪東小6年の児童(12)は「プロのコーチが教えてくれた技術を自分のものにしたい。特に試合では周囲をよく見ることを心掛けたい」と刺激を受けた様子。片山さんは「子どもたちの練習に打ち込む真剣な姿勢が素晴らしかった。習ったことは忘れずに多くの仲間に伝え、今後のプレーに生かしてほしい」と期待した。
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