長野放送
盆踊りなどの民俗芸能「風流踊」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなりました。長野県関係では「新野の盆踊り」「和合の念仏踊り」「跡部の踊り念仏」が含まれています。
今年3年ぶりに開催された阿南町の「新野の盆踊り」。室町時代から500年以上続いているとされています。
こうした全国24都府県の41件で構成される民俗芸能「風流踊」について、ユネスコの評価機関は無形文化遺産に登録するよう勧告しました。
県関係では「新野の盆踊り」の他、阿南町の「和合の念仏踊り」、佐久市の「跡部の踊り念仏」が含まれています。
今月末からモロッコで開かれるユネスコ政府間委員会で登録を正式決定する見通しです。
「風流踊」は華やかな衣装をまとい太鼓や笛のはやし歌に合わせて踊るのが特徴です。豊作祈願や先祖の供養など地域の歴史や風土を反映した祈りを込めています。
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