事件現場(長野市 2023年3月)
2023年3月、3人が死亡した長野市の住宅火災で、32歳の男が現住建造物等放火の罪で起訴されました。被告は障害者向けの施設で働いていましたが、検察は責任能力があると判断しました。
起訴されたのは就労支援施設作業員の32歳の男です。
起訴状などによりますと被告は、2023年3月18日の午前3時過ぎ、紙に多目的ライターで火をつけるなどして自身が住む住宅に火を放って全焼させ、家にいた60代の両親と90代の祖母を死なせたとされています。
男は障害者向けの就労施設で働いていたことなどから検察は責任能力の有無を慎重に調べてきましたが、精神鑑定の結果、責任能力を問えると判断しました。
被告人の認否は明らかにしておらず、また事案に鑑み氏名も公表しないとしています。
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