取材に応じる松山三四六氏
参議院選挙の敗北を受けて、自民党長野県連の後藤茂之会長が辞任、新しい会長に長野5区選出の宮下一郎衆院議員が就きました。来年春の統一地方選挙に向けて態勢作りを急ぎます。
23日、長野市内で開かれた自民党長野県連の会合には、国会議員や県会議員などが出席しました。
今年7月の参院選では、タレントの松山三四六さんを擁立。しかし、松山さんは、過去の女性問題が週刊誌報道で明るみになり、支持を失って落選しました。
松山氏 手前は自民党県連会長を辞任した後藤茂之氏
会合では、参院選の敗北を受けて後藤茂之会長が辞任し、新しい会長に長野5区選出の宮下一郎衆院議員が就くことが決まりました。
来年春の統一地方選挙に向けては、県議会での「単独過半数」を一つの目標に取り組みたいとしています。
宮下一郎新会長:
「来年の統一選挙に向けてさらに前に進んで行くのが私に課せられた使命」
所属議員が関連団体の会合に出席したことなどが明らかになった旧統一教会・「世界平和統一家庭連合」については、「関係を断つ」とする党の指針に沿って地方選挙も対応していくということです。
会場を回る松山三四六氏(右)
会合には松山三四六さんも出席し、一人一人に改めて選挙戦への感謝と謝罪を伝えて回りました。
終了後、報道陣の取材に応じ、「もう一度、政治の世界に挑戦するよりは、そうじゃない世界で地道に一歩ずつ、目の前の人を笑顔にする、悲しみに寄り添う活動を再構築したい」と述べ、当面、政治活動は行わない考えを示しました。
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