長野放送
東京パラリンピックのメダリストが特別授業です。マラソンで銅メダルを獲得した堀越信司選手が19日、母校の長野市の小学校を訪れ、後輩たちと一緒に走りました。
グラウンドを走る信大附属長野小学校の子どもたち。その中心にいるのは、陸上マラソンの堀越信司選手です。
堀越信司選手:
「すごいね、みんな速いね」
堀越選手は長野市出身で、視覚障害をもつマラソンのパラリンピック選手。卒業以来、初めて母校を訪れました。子どもたちにとって堀越選手は憧れの先輩です。
過去4度パラリンピックに出場。去年の東京大会では見事、銅メダルを獲得しました。
堀越信司選手:
「地面を上からトンってつきます。そういうふうにすると地面に力が伝わって前に進みやすくなります」
走り方のコツを教えたあと、希望者と「競争」しました。
グラウンドを1周―。
児童:
「めっちゃ速かったです。やっぱりパラリンピックの銅メダリスト」
中学校から陸上を始め4度目のパラリンピックで悲願のメダルをつかんだ堀越選手。
伝えたかったことは…
児童:
「どうしてそんなに足が速いんですか?」
堀越信司選手:
「ずっと練習して毎日たくさん走ってたら速くなりました。みんなも一つのことをずっとやっていたら、きっとその一つのことがすごいことになるのかなと」
児童:
「次は何メダル目標ですか?」
堀越信司選手:
「次は金メダルがいいな」
2024年パリ大会で金メダルを目指す堀越選手も、子どもたちとの交流が力になったようです。
堀越信司選手:
「応援してくれているなとよくわかったし、そういう思いというのはとても自分の力になる。またしっかりメダルを取るという強い決意をもってスタートラインに立てるように頑張りたい」
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