長野放送
ブラインドサッカーの日本代表に選ばれ、アジア大会に出場する長野県松本市の高校生1年生・平林太一さんが19日、長野県庁で活躍を誓いました。
県教育長を訪問したのは、松本美須々ヶ丘高校1年生の平林太一さんです。
視覚障害者らの5人制サッカー・ブラインドサッカーで日本代表に選ばれ、11月インドで行われるアジア選手権に出場します。
ブラインドサッカー日本代表・平林太一さん:
「(日本代表に)入ったからには自分のプレー、パフォーマンスを発揮してチームに貢献したい」
1歳の時に目の病気にかかり、4歳で全盲になった太一さん。小学1年生の時に出会ったブラインドサッカーにのめり込み、実力を伸ばしてきました。
現在は県内唯一のチーム「松本山雅B.F.C.」に所属し、エースストライカーとして活躍しています。
2020年に取材したときに太一さんが語った夢は…
平林太一さん(当時):
「これから日本代表入りして、そのチームをまとめていける人になれればと思います」
活躍が認められた太一さん。その夢を叶え今回、初の代表選出です。
ブラインドサッカー日本代表・平林太一さん:
「代表のユニフォームに袖を通すと責任感が芽生えてきていますし、日の丸を背負っているということは、ずっと忘れてはいけない」
アジア大会の優勝チームは2024年のパリパラリンピックの出場権を獲得します。パラリンピックに向け大会での活躍を誓いました。
ブラインドサッカー日本代表・平林太一さん:
「僕の特徴のドリブルとか小柄な体を生かしたプレーで点を取っていけたらと思う」
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