カーリングの「信州ジュニアリーグ」(長野県軽井沢町)
カーリングの若手育成の取り組みです。ジュニア選手を対象にした新たなリーグ戦が長野県軽井沢町で始まりました。「信州から世界へ」。早速、熱戦が繰り広げられています。
【動画】カーリングのジュニア育成へ 「信州ジュニアリーグ」
ストーンのぶつかる音。選手たちの掛け声。軽井沢町の軽井沢アイスパークで7月から新たに始まったカーリングの「信州ジュニアリーグ」。県内を拠点に活動する、中学生から大学生までの12チームが参加しています。
選手:
「一人一人が精いっぱい頑張ってできたので、よかったです」
「うまくショットも出せて、いいとは思いました」
企画したのは「SC軽井沢クラブ」のトップチーム所属で、2018年の平昌オリンピックに出場した山口剛史選手です。
SC軽井沢クラブ・山口剛史選手
SC軽井沢クラブ・山口剛史選手:
「まず長野県のジュニアのレベルを上げたいというのが一つ目の目的。もう一つはこういうリーグ戦を通して、小さい子たちからでも試合を楽しんでもらえるようなものにしたいと思って始めました」
2022年の北京オリンピックでは、北海道を拠点にしているロコ・ソラーレが銀メダルを獲得。カーリング熱はさらに高まっています。
信州ジュニアリーグ
信州からも世界で戦える選手を送り出したい…。多くの試合をこなして経験を積み、さらに山口選手のようなトップ選手からアドバイスを受けることで、レベルの底上げを狙っています。
選手:
「チームで氷に乗る回数が少ないので、この試合があっていい時間。将来の夢は、世界で活躍できるカーリング選手を目指したい」
山口剛史選手とジュニア選手
SC軽井沢クラブ・山口剛史選手:
「五輪の正式種目になったのもここ長野ですので、ここからまた五輪選手が出るような環境をこれから僕たちも、もちろん僕も狙っていますけど、子どもたちも次の五輪に出られるように、環境をつくっていきたい」
リーグ戦は8月まで開催。その後も、年度内に3回の実施を予定しています。
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