自民党長野県連に設けられた記帳台・27日
27日、安倍元首相の国葬が行われました。賛否が分かれた今回の国葬。長野県内でも弔意を表す人がいた一方、実施に反対する抗議活動も行われました。
東京・日本武道館で行われた安倍元首相の国葬。国内の各界の代表や海外の要人などおよそ4300人が出席しました。
また近くの公園には献花台が設けられ、朝から多くの人が訪れ手を合わせていました。
長野市の自民党長野県連の事務所にも記帳所が設けられ、所属する県議や市民が弔問に訪れました。
弔問に訪れた人:
「ご苦労さまでしたという意味と感謝ですね」
「重責を担われたということで(弔意を表すのは)当然だと思います」
一方、長野駅前では…。
立憲民主党・杉尾秀哉参院議員:
「国葬反対の声がこれだけ大きくなっている。絶対反対と最後まで言い続けなきゃいけない」
27日朝、立憲、共産、社民の野党3党と市民団体およそ80人が集まり、国葬に反対する抗議活動を行いました。
国葬をめぐっては閣議決定で決まり法的根拠があいまいだったこと、警備などに16億円以上の国費が投入されたことなどへ批判があり、国民の間でも賛否が分かれています。
県民は…
賛成(60代女性):
「やるべきだと思っている。(安倍氏は)海外に日本の力を広めてくださった」
反対(70代男性):
「(憲法では)閣議決定ではいけない。弔意を示すのであれば内閣葬でやった方が良かった」
賛成(20代女性):
「結果的にサミットみたいに各国の首脳などが集まってくれるので、私的には反対ではない」
反対(80代男性):
「国葬そのものがよく分からない、国会で決めてないし。16億円出したら、(先日の)静岡の水害の被害者に使ってあげられる…」
長野放送[/MARKOVE]