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秋の行楽シーズン、観光地にぎわう 長野県上伊那地域3連休初日(長野日報) – 長野県地域ニュース

秋の行楽シーズン、観光地にぎわう 長野県上伊那地域3連休初日(長野日報)

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ブドウ狩りを楽しむ来場者ら
 秋の行楽シーズンを迎えた3連休初日の17日、長野県上伊那地域の観光地は好天にも恵まれ、県内外からの人出でにぎわった。新型コロナウイルスの収束が今だ見通せない中、事業者らは対策を徹底しながら訪れた人に喜んでもらうため試行錯誤。行動制限はないものの、経済活動と感染拡大防止の両立に向けた模索が続いている。

 伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、ブドウ狩りが始まった。初日は県内外から145人が訪れた。家族連れの姿が多く見受けられ、実が幾つもなった房を切り取ったり、甘みと酸味の詰まった実を味わったりしていた。10月16日まで。

 今年の生育状況はおおむね順調という。今の時期は、粒が大きく皮ごと食べることができる「ナガノパープル」をはじめ「レッドナイヤー」「ピオーネ」などを収穫できる(園により異なる)。

 原村から家族ら7人で訪れた30代女性は「甘くてとてもおいしかった」。幼い子どもも連れていて「(息子は)実がなっているのを初めて見た。いろんな果物の収穫体験ができる」と喜んでいた。

 みはらしぶどう生産組合の鈴木文博組合長は「個人や家族の客が増えているので大切にしたい。地元の方には身近でフルーツ狩りが体験できる場所として良さを再発見してほしい」としていた。

 受け付けは午前9時~午後3時(4時閉園)。大人1300円、小学生未満700円。上伊那地域在住者は特別割引で大人1100円、小学生未満600円。大粒種は一人一房となる。予約・問い合わせは同園(電話0265・74・1807)へ。

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 「赤そばの里」として知られる箕輪町上古田の赤そば畑では花が咲きそろい、観光客の受け入れが始まった。広さ約4.2ヘクタールの畑一面がピンク色に染まる中、県内外から1000人以上もの観光客が訪れて、壮観な風景に目を奪われていた。

 畑を管理するのは住民有志グループ「古田の里赤そばの会」。農地の荒廃防止のために、濃いピンク色の花をつける「高嶺ルビー」の栽培を約20年前に開始。景観の素晴らしさから認知度が向上し、町の一大観光地へと成長した。

 同会は10月9日までのシーズン中、地元農産物を販売し打ち立てそばを提供する。出店するのは、コロナ禍前の2019年以来3年ぶり。そば処では、予想以上の客の多さに「てんてこ舞いだ」とうれしい悲鳴を上げた。

 押野光会長は「来場した人が町内を回遊し、町全体の活性化につながれば」と期待。花色は寒暖差によって赤みを増すといい、最盛期は25~30日ごろと見込む。ただ、台風の影響が気掛かりだという。

     ◇

 中央アルプス駒ケ岳ロープウェイを管理する中央アルプス観光も3連休の入れ込みに期待を寄せ「9月末まで延長された県民割が好評。利用者は昨年同時期と比べてかなり増えている」としている。

 一方で、大型の台風14号による影響を懸念。テント泊の登山客からは日程を変更して早めに下山する声もあったといい、今後の天候状況に注意を払っている。
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[紹介元] 長野日報 – Yahoo!ニュース 秋の行楽シーズン、観光地にぎわう 長野県上伊那地域3連休初日(長野日報)

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