長野放送
秋の味覚と言えば、果物もおいしいし、マツタケも…。あと栗もいいですね。その栗を使ったあんこで作ったかわいい「くまさん焼き」を紹介します。長野県小布施町の菓子店で販売していて人気となっています。
小布施町の名産といえば「栗」。秋になると栗目当てに多くの観光客が訪れます。
(アナウンサー)
「その小布施町に大ニュースが!こちらのイラストにもあるとおり、かわいらしいクマが出没しているということなんです」
観光客は…
高校生:
「かわいい。高校生で流行ります」
父親:
「子どもも喜ぶと思います」
イラストがあった創業150年の老舗栗菓子店「栗庵風味堂」を訪ねると…
アナウンサー:
「この辺にクマが出没していると聞いたのですが」
栗庵風味堂マネージャー・堀早也香さん:
「クマではなくて『お菓子』のクマ。くまさん焼きというお菓子」
7月から販売を始めた「くまさん焼き」。体長12.8センチ、にこやかな表情がチャームポイントです。中にはたっぷりの栗あんなどが入っています。
作り方も見せてもらいました。
まず、特注した型に米粉などをブレンドした生地を流し込みます。
そして…
(アナウンサー)
「すごい!あんこがたっぷり乗せられています。生地からはみ出ちゃいそうですよね」
中身のあんは全部で3種類。(栗あん、カスタード、あんこ)やはり一番人気は栗あんだということです。
最後に表面はサクッと、中はふっくらするよう焼いていきます。
6分ほど焼いて完成…。
「くまさん焼き」を試食。
(アナウンサー)
「栗と砂糖だけのあんこなので、ほくほく感があって、栗本来の甘味を味わえます。外側がサクッとしているんですが、生地はふわっふわ、もちもちです」
アナウンサー:
「どうしてクマに?」
栗庵風味堂マネージャー・堀早也香さん:
「『くまさんもなか』を販売していてそれが人気があったので、いろいろな型を見た中で、クマがかわいかったので。これからの時期『栗あん』がとてもおすすめなので、召し上がって笑顔になってもらえれば」
秋の味覚・栗。
その栗を使ったあんこがたっぷり入ったかわいい「くまさん焼き」。すでに人気となっていて、小布施町の新名物になるかもしれません。
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