長野放送
9月1日は「防災の日」。99年前の9月1日、10万人以上が犠牲となった関東大震災が起きた日です。各地で、いざという時に備えた訓練が行われました。
【訓練】
「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」
長野県松本市の開智小学校では地震を想定した訓練が行われました。緊急地震速報を聞いた子どもたちは、一斉に机の下に入り身を守ります。
1日は雨のため校庭への避難はしませんでしたが、もしもの時に必要な行動をあらためて学んでいました。
児童:
「どこでも(物が)落ちてこない、倒れてこない、動いてこない場所はないけど、ちゃんと命を守ることは大切だなと思った」
一方、長野県庁では南海トラフの巨大地震を想定した訓練が行われました。飯田市や伊那市など県の南部で最大震度6弱を観測し、家屋300棟が全壊、死者130人という大規模な被害が出たという想定です。
災害対策本部では、県職員ら150人が被害の的確な情報把握や現地への支援といった初動体制などを重点的に確認しました。
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