長野放送
4月に行われた長野県山ノ内町の町議選で当選した議員らが懇親会などの費用負担を巡り警察の捜査を受けていたことがわかりました。
弁護士らが5月20日、記者会見を開いて明らかにしたもので、陣営では4月12日に懇親会、投開票日当日の23日に祝勝会を開き、会費制でいずれも50人余りが出席したということです。
当日は出席者に領収書を渡した一方で会費については全員からは集めておらず、その後、議員本人や幹部が公職選挙法違反の疑いで警察から任意で捜査を受けたということです。
会見で町議側は「会費が予定より多くかかった分も含め後日、出席者から集めるつもりだった」などと説明しました。
議員自身は会見には出席しませんでしたが「買収や供応の意図はなかった」などとするコメントを出しました。
町議選には定数を1人上回る15人が立候補して選挙戦になっていました。
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